アジアをめぐる日本の環境は、ここ数年にものすごい勢いで変化してきました。
尖閣諸島問題からの中国との国家間の関係悪化、中国経済の失速、米中貿易戦争など、今まで中国をこれからのフロンティアだと信じてきた日本企業に、新たな成長戦略のバージョンアップが迫られるようになりました。
そこで今、注目されるのが・・・インド!
インドの経済成長率は7.3%。
2016年にIMFが発表したインドの名目GDPは、2.6兆ドルでした。
中国の2割(20%)程度、アメリカの約1割しかありません。
しかしインドの経済成長率は2015年に7.9%、2016年は6.8%を記録し、IMFはインドが2017年7.2%、2018年7.7%の経済成長をする見通しを発表しました。
7%の成長が10年続けば、GDPは2倍になる計算です。
インドの中間層(年収50-200万程度)は、2020年に6.2億人にも上るとみられており、中国を凌駕する市場として注目を集め、2025年には人口14億人を超えて、世界一の市場になると予測されています。
さらに数年前まで著しい経済成長を遂げていた中国ですが、徐々に息切れを起こし成長の鈍化が目立ち始めていて、これから中国市場を狙っていくには非合理的で莫大な投資が予想されることや、中国が抱えてきた大きな問題の表面化による日本企業への影響が予測されます。
実際にBIC(国際協力銀行)が発表した調査では、中期的有望事業展開国ランキングで中国を抑え1位で、2018年の時点で世界第7位の経済規模を誇るほどまでに、インド経済は成長しています。
中でも、人口の約半分が25歳以下で未成年の数が5億人と、非常に若い国として有望株と捉えられています。
そんなインドは今、経済の成長戦略に本腰を入れて取り組み始め、11月にはモディ首相の肝いりのイベントである、アジア最大の<食>の展示会、<World Food India >(ワールドフードインディア)が、インドのデリーで開催されます!
日本は、このイベントのパートナー国にもなっておりますので、今年も日系企業や日本食材の取り扱いをしているインド企業のブースが集まる<ジャパンパビリオン>が予定されており、ランチェスターマネジメント株式会社では、インド日本食普及協会の日本事務局として、広く共同出店者を募集いたします。
前回は、当協会でもコストを抑えた合同ブース出展を行い、地方のベンチャー企業を始め、日本の大手サプライヤー等、4社様のインド内での営業サポートを行わせていただき、良い評価もいただくことができました。
現在、すでに何社か出展企業さんが決まり、ブースの数にも限りがありますので、ご興味のある方はお早めに!
出展企業には、インド市場へ販路開拓としての進出に関するセミナーや、コンサルティング業務、それからなにより展示会後の営業フォローアップなどがございますので,この機会にぜひご参加ください。
お問合せはお気軽にこちらまで info@no1-lm.com