ソフトバンクはいったい何屋さんですか?

お盆休みだった方は、どんな風に過ごされましたか?

私はこの春に急遽発足が決まった「ランチェスターダイビング倶楽部(会長:マルイ不動産 小原隆浩社長)」の第一回目のダイビング・ツアーに伊豆の稲取温泉に行ってきました。

台風が襲来する直前で海は少し荒れ模様でしたが、天狗様のついている私は、ドピーカンの快晴で過ごすことができました。

今回の参加で、ダイビングを始めることを決めた人も出てきて、とても有意義に過ごすことができました。

伊豆へ向かう途中でふと考えたことを、今日は書きたいと思います。

【ソフトバンク】は「何屋さんか?」(笑)

電電公社の資産を引き継いだ、NTTグループの総資産は22兆円オーバー。

これに対して、旧ボーダフォングループ事業の買収で携帯電話事業に参入したソフトバンクグループの総資産は、36兆円らしいです。

とうぜん借金もけた違い(笑)
有利子負債だけでも・・・約16兆円!

では、この借金を返すために、どのビジネスが現在のソフトバンクを支えているのか????

実は、ソフトバンクは、トヨタ自動車に次ぐ国内2位の連結営業利益をたたき出している会社なのです。

しかし、子会社であるソフトバンク(通信事業)は伸び悩む。

では、いったいどこで????

その答えは、投資事業のソフトバンクビジョンファンド。

2018年の営業利益が約1兆3千億円だったのが、2019年度には飛躍的に伸びて約2兆3千億円になっている。

それはつまり、私たちの持っているソフトバンクは携帯電話屋さんではなく、現在は「投資ファンド会社」として稼いでいるということ。

これの何がすごいって?

1年で、営業利益の源泉をここまで別事業にシフトできるのは、「ありえない」ということ。

かなり戦略的なマネジメントがなければ、こんなことは不可能ではないだろうか?

ましてや、中小企業にたった一年で「ビジネスモデル」を戦略的にここまで変えられるのは、驚異的ではないでしょうか?

あなたの会社は、1年で利益の源泉をシフトできるだけの戦略を構築できますか?

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