75才、札幌の社長さんに学ぶ新規事業のはじめ方

75才、札幌の社長さんに学ぶ新規事業のはじめ方

札幌で有名な、ソムリエの池田卓矢さんが、最近ススキノでお店をはじめられたと聞き、お伺いさせて頂きました。

「いつでも100種類以上のグラスワイン」をコンセプトに、会員制のような雰囲気でお店に立たれています。

元々のソムリエのお仕事もお忙しく、営業日は要確認なのですが、札幌に行かれる際は要チェックのお店です!

池田卓矢さんサイト

そこで、ご紹介いただいた75才の社長さんが凄かった!

もともと、東京でサラリーマン生活を30才過ぎまでしていて、地元の北海道へもどって独立開業。

現在は、土木建設の会社を核にして産業廃棄物会社、ホテル経営、ワインの卸会社などを経営していらっしゃいます。

彼は、事業を始める時に、自分のお金を使ったことがありません(笑)

正に外資系の言う「Other People’s Money!」。

私が、ベンチャー起業時代にゴールドマン・サックスとの付き合いで、常に出てきたフレーズです。
彼は、それを地でいっているような経営者でした。

土木会社は、大赤字の会社の社長を引き受けて3年で利益体質に変え、産業廃棄物の会社を作る時には、金融機関の頭取に直談判して7億5千万円の融資を受け、ホテル事業には別の金融機関から4億5千万円の融資。

さらに、ワインの卸会社は当時の北海道知事から「北海道産ワインを販売して欲しい!」と懇願され、社長仲間20名で2千万円の出資金を集め、13年間の赤字経営を経て、現在はロスチャイルド家に縁の深いナパバレーの銘醸オーパスワンやボルドーはもとより、ブルゴーニュのロマネコンティなどを数百本単位で仕入れて、北海道のトンネルで熟成させて・・・なんと「北海道産ワイン」としてプレミアをつけて販売、大繁盛!

いや~、北海道には素敵でユニークな社長さんが多いです!

この方のお話は尽きませんので、ランチェスター経営実践会の懇親会でたっぷりとさせて頂きますね。

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