社長がよく言う「うちの良い商品なんだが広告をしないから売れない」は真実でしょうか?
- 真実ではない
- 真実である
数々の大ヒット商品を消費財の分野で生み出してきた第一人者である梅澤伸嘉先生によると、売れる状態の方程式は以下の通りだそうです。
売れる状態=商品力(基本要素)×販売力(最大化要素)×広告力(最大化要素)
つまり、どんなに販売力に投資をしたり、広告にお金をつぎ込んでも、基本要素である商品力がしっかりと価値提供できなければ、売上の最大化はできないということです。
ということで、正解は1の「真実ではない」です。
基本要素である商品力を磨かない状態で、販売や広告に力を入れても一時的に持ち上がることはあっても長続きはしない。
広告しないから売れないというのは、だめなコンサルタントと広告代理店です。
つまり、自分たちの売上になるから広告を出しなさい、というわけで気をつけなければなりません。
出典
河辺よしろう著『社長力講座』ぱる出版