2022年9月版テーマ
「売れていない商品」を「売る」ために必要な知識とは?
ターゲットユーザーの悩みや痛みが強いほど、強力なニーズが存在する
最近話題になっている「ファンダメンタルズマーケティング」をご存じですか?
Webマーケティングには2つのタイプがあります。
一つ目が、テクニカルマーケティング。
これは通信販売からのノウハウで、クリック率、購入率、キーワード(顧客が検索エンジンに入力したキーワード)などのデータから、顧客とのコミュニケーションを設計する方法です。
このテクニカルマーケティングは、データをベースに判断するので、極端に言えば商品について詳しくなくてもある程度の結果が出せます。
この場合、そもそもすでにアナログもしくはネットで売れている、もしくは売れやすい商品があって初めて成り立つ手法です。
だから「売れている商品をより効率的に売る」ことはできますが、「売れていない商品を売れる」ようにはできません。
これに対して、ファンダメンタルズマーケティングは従来のマーケティング手法と同じで、商品そのものやユーザーのペルソナ(サービス・商品の典型的なユーザー像)、インサイト(消費者を真に購買へと突き動かしている要因)を分析して「コミュニケーション」(接近戦)を設計する方法です。
ネット販売というのは基本的に通信販売がベースになってマーケティングが組み立てられてきました。最近のWebマーケティングを俯瞰しても、実践する上で最も重要な点は、テクニカルマーケティングはファンダメンタルズマーケティングの一部だということです。
テクニカルマーケティングで成果が出ない時は、ファンダメンタルズマーケティングの領域、つまりマーケティングのベースに戻って組みなおさないと改善ができません。
テクニカルマーケティングしか考えていないと、良い結果が出なかった時点で「この商品はダメだ」と編談することがあり、大きな機会ロスが生まれてしまいます。
つまりランチェスター戦略の経営の8大要因でいう「商品」「地域」「業界/客層」がベースとなります。
9月度のビジネス・サウンドマガジンは「売れていない商品」を、どうやって「売れる」商品にしていくのかを、マーケティングの入り口からお話しします。
CD版からStand.fmでの配信に変更
ランチェスター戦略 経営実践会の会員様限定で、毎月お届けしている「ランチェスター・ビジネス・サウンド・マガジン」。
2021年4月より、CD版からStand.fmでの配信に変更になりました。
会員の方は、会員ページの『ビジネスサウンドマガジン』より、お聴きください。
まだ会員でない方は、ぜひこの機会にご検討ください。
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