開催のご案内
テーマ
「デジタル化を利用した中小企業の新・仕事革命」
~会社の価値を高めるDX(デジタルトランスフォーメーション)の中小企業の最新活用事例~
内容
コロナワクチンは、どうしてこんなに早く開発されているのか不思議に思ったことはありませんか?
それにはDX(デジタルトランスフォーメーション)というものが、大きなかかわりを持っています。
DXといえばAI、ロボテックなど最先端技術が思い浮かぶ人も多いと思いますが、一言でいうと「企業がデータやデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続け、価値提供の方法を抜本的に変えること」です。
グーグルエンジニアリング担当ディレクターのレイ・カーツワイルによれば、あるテクノロジーがデジタル化されるとムーアの法則にのっとって「エクスポネンシャル(指数関数的)な」加速が始まることが発見されたそうなんです。
なんだか難しく聞こえてしまいますね。笑
少し噛み砕いていうと、累乗の指数が変数となる指数関数のように、値が大きくなるに連れて程度や量が飛躍的に増すような状態では、ますます増加のペースを早めていくような様子を指しているのです。
もっとわかりやすくいえば、コンピューターのテクノロジーの進化にレバレッジが掛かって、テクノロジーの進化がさらにものすごい勢いで加速される時代ということなんです。
新しいコンピューター → さらに高速な新しいコンピューター→ 正のフィードバック・ループ
コロナワクチンも10年前であれば今よりもかなり長い時間が開発に必要でしたが、コンピューターの進化が加速している現在は、解析、シミュレーションが過去にはないスピードで行われているのです。
これを指して「収穫加速の法則」と呼び、量子コンピューター、人工知能、ロボティックス、ナノテクノロジー 、バイオテクノロジー、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、ブロックチェーン等の急激な発達はまさにこの現象から生み出された産物なのです。
2023年には、$1000クラスの普通のノートパソコンが人間の脳と同じレベルのコンピューティング能力(1秒あたり約10の16乗サイクル)を持つようになり、25年後には同じクラスのノートパソコンが地球上の全人類の脳を合わせたのと同じ能力を持つといわれています。
レイ・カーツワイルによれば「収穫加速の法則」に従って計算したところ、人類はこれからの100年で、2万年分の技術変化を経験することになるらしいです。笑
これからの1世紀で、農業の誕生からインターネットの誕生まで、2度繰り返すくらいの変化が起こることになるということなんです。
しかし、人間の脳はローカル(地域的)で、リニア(直線的)な環境で変化してきたので、20万年ほどアップデートされておらず、これほどのスケールやスピードに脳は対応できないのです。
これからは変化が目のくらむほどの速度で起きて、世代ごとに生活が変わるどころか、ほんの数カ月で革命が起こる時代になっているのです。
今回のランチェスター実践会は、DXは聞き飽きたけど実際良く分からないという社長さんのために、最先端のテクノロジーで環境変化に寄り添うITシステムの導入事例として製造現場などをはじめ、営業現場などにおける顧客管理、名刺情報管理、実績・進捗管理など、ローコードといわれる難しい知識を必要としなくても、すぐに取り組める会社の付加価値アップのための成功事例をたくさんご紹介します。
講師
サイボウズ株式会社 名古屋営業所
所長 吉原克志 氏
講師プロフィール
1968年鹿児島県生まれ。
新卒でOA機器メーカーに入社後、25年間営業畑を歩み、2018年に50歳を機にサイボウズに転職。
現在に至る。
吾人の任務を「人と人との”わ”になる」とすえ、サイボウズの理念である「チームワークあふれる社会を創る」活動に邁進中。
日時
2021年4月19日(月) 18:30~20:30
会場
実践会
今回はリモート(Zoom)参加のみとなります。
参加費
実践会
- プラチナ・ダイヤモンド会員:無料
- スタンダード会員:5,500円(税込)
- 一般の方
- Zoom体験参加 無料(一人1回まで)
※商工会議所、金融機関などセミナー主催者であれば複数回でも参加費無料 - Zoom参加(2回目以降) 5,500円(税込)
- Zoom体験参加 無料(一人1回まで)
一般の方で、二回目以降のご参加の方は事前にPaypalでのセミナー費のお支払いを、お願い致します。
セミナーを終えて
中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の事例研究
昨夜はリモートでランチェスター戦略実践会を開催しました。
サイボウズ名古屋支社長さんに講師としてご登壇頂き、世界から遅れていると言われているIT、AIの中小企業での活用事例についてご教示頂きました。
とても分かりやすく具体的な取組みがよく理解することができました。
世界のCEOの就任年齢平均53才、日本では63才。
日本の中規模企業の社長の平均年齢61才、小規模事業者の社長の平均年齢70才。
「収穫の法則」により、これからの100年で人間が体験した2万年分の技術革新を2度体験すると言われている時代です。
これからの経営のキーワードは、技術革新とデザインで社会問題の解決です。
製造業、営業、総務、経理など様々な分野での身近な活用事例を学ぶことができました。
お問い合わせ先
ご不明点などございましたら、お問い合わせください。
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TEL:080-1613-3928 担当:岩崎