2020年からはじまる世界新秩序の時代に、あなたの会社はなに(強みづくり)に投資をするのか?

いよいよオリンピックイヤーがスタートしました。
この一年、日本にとって、あなたの会社、仕事にとって、どんな一年にしますか?

中小企業といえども、仕入れ、販売、需要供給、マーケットの影響において「うちは世界情勢には関係ない」とは、いっていられない時代が到来しています。

簡単に国内の状況を政府経済見通し(令和1年12月18日発表)を見てみると、令和2年度(2020年度)の実質GDPは1.4%の伸びを期待しているとのこと。

過去と並べてみると以下の通りです。

GDPの伸び率

平成30年度(2018年)(実績) 0.3%
令和1年度(2019年)(見込) 0.9% 12/18現在
令和2年度(2020年)(見込) 1.4%

その中で、民間消費だけ見てみると
平成30年度(2018年)(実績) 0.1%
令和1年度(2019年)(見込) 0.6% 12/18現在
令和2年度(2020年)(見込) 1.0%

その中で、民間企業設備投資は
平成30年度(2018年)(実績) 1.7%
令和1年度(2019年)(見込) 2.2% 12/18現在
令和2年度(2020年)(見込) 2.7%

上記のようになっていますが、あなたはどんな実感を持っていますか?

ちなみに外需寄与度は、以下の通りです。

外需寄与度とは、外需(=海外・国外からの需要)の増減が経済成長率(=国内総生産(GDP)の伸び率)にどれだけ寄与したか(=貢献したか・影響を与えたか)をあらわす指標をいいます。

平成30年度(2018年)(実績) (▲ 0.1)
令和1年度(2019年)(見込) (▲ 0.3) 12/18現在
令和2年度(2020年)(見込) (▲ 0.1)

昨年12月に話題となった国内での工場新設。
実に37年ぶりとなる資生堂の新工場「那須工場」は、世界経済の端を発する新しい動きですね。

総投資額は約950億円。今年は中価格帯スキンケア製品などを扱う新工場を大阪市にあった大阪工場から茨木市に移転し、生産能力を増強する動きが注目されている。

背景にあるのが国内の百貨店では、インバウンド需要が好調なことと、越境EC(電子商取引)で日本の化粧品を買う動きが拡大していることらしい。

しかし、いろいろな対策を考えても、消費税増税や給与所得控除などで去年に比べて約1.6兆円もの国民負担が増加するわけで。

2020年の日本経済水準は低く、庶民は実感しにくいけれど景気は内需を中心に拡大傾向といったところでしょうか?

11月に大統領選を控えている、アメリカのトランプ大統領は、再選がかかっているので、景気が悪化する政策は打ち出しづらい。
米中貿易戦争は、表面的には落ち着きを取り戻すとみられていますね。

表面的な動きだけではなく水面下の動きを考えると・・・
やはり令和2年という年は、「世界の新秩序時代」が始まる年になると私は考えています。

つまり、「世界の新秩序元年」

今までのような西側、東側という単純なパワーバランスだけのロジックではなく、グローバリストという名を借りた「共産主義」の世界的な進出が、すでに経済にものすごい影響を起こしています。

EUでは、このような動きが10年前から始まっている「移民問題」、「難民問題」を引き起こしており、移民によって国の状況が最悪の方向に向かっているドイツ、フランス。
⇒しかし、生産性ではドイツに完全に先を越されている日本。

そこで、2020年の日本は「投資」が今年のキーワードになるのではないでしょうか?

「No.2では、ダメなんですか?」と発したある国会議員の言葉から、彼女の思惑道理かどうかは分かりませんが、日本の競争力はNo.2どころか大幅に低下してきています。

京都大学の山中伸弥教授らが2006年8月・世界で初め成功したiPS細胞の作製によって、2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞しました。

今後の再生医療、創薬研究に役立つことが期待されるこの技術は、日本が世界をリードしているにも関わらず、山中教授の研究に対しての補助金などが十分にあてがわれていない状況が続いています。

再生医療への補助金が十分でないということは、競争力のスピードと完成度が落ちるということです。

この場合、iPS細胞の研究に対する国家の補助金は、企業にとっての投資と同じ意味合いがあります。

当然、最先端技術への投資の減少は競争力の低下を招きます。

これをあなたの会社の投資に置き換えて考えてみましょう。

投資をしないことは「大きなリスク」だということです。

なにも会社の投資は機械を買うことだけではありません。
会社の投資は「機会」を買うことが重要となります。

その機会を買うための投資における会社の強みづくりの分野は、4つだけに絞られます。

  • 技術(ノウハウ、仕組みづくり)
  • 実績(人を納得させれるだけの経験)
  • 資源(設備投資など)
  • 人材(社員の徹底した教育)

2020年は山中教授のiPS細胞の研究もそうですが、中小企業も投資をすることが重要になる年になるでしょう!

上記の4つの分野で、あなたはどこに今年投資をしますか?

橋本美穂
河辺よしろう
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